錯体化学会国際奨励賞募集

平成30年度錯体化学会国際奨励賞の募集について

　　　　　　　　　　 　　　　錯体化学会賞等選考委員会委員長(予定)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　棚瀬　知明（奈良女子大学）

　錯体化学会では、平成30年度に第4回の錯体化学会国際奨励賞を募集いたしま
す。本賞は、外国籍を有する者の中で、特に優れた研究や先駆的研究
により錯体化学の発展に寄与した、博士取得後１５年以内の者に贈呈されるも
のです。本賞の選考は、錯体化学会国際奨励賞規定および同細則に基づいて行
われ、受賞者は錯体化学会第68回討論会（平成30年7月28～30日、東北大
学(仙台国際センター)）で表彰されます。なお，規定および細則は錯体化学会
ホームページ（ http://www.sakutai.jp/ ）に掲載されています。
本賞は、幅広く世界に向けて公募し、候補者を募ります。自薦、他薦は問いま
せん。なお、本賞の審査については、第一次審査を平成29年11月～12月にかけて
行い、その後第二次審査を行います。応募に際して、第一次審査用資料の提出締
め切りは、平成29年11月10日（金）とし、第二次審査用資料の提出締め切りは、
平成29年12月8日(金)と致します（いずれも錯体化学会事務局必着）。他の賞応
募の締め切りよりかなり早くなっていますのでご注意下さい。多数のご応募をお
待ちしております。

平成30年度錯体化学会国際奨励賞募集要項

1．応募資格
外国籍を有する者で、特に優れた研究や先駆的研究により錯体化学の発展に
寄与した、博士取得後15年以内の研究者。自薦の場合は、応募者が必ずしも錯体
化学会会員である必要はありませんが、他薦の場合は、応募時点で1年以上
本会会員である者の推薦によります。

2．提出書類
・第一次審査用（pdfをメール添付で提出）
(1)応募理由書（どのような業績・貢献が上記応募資格に相当するかの説明。数
　行からA4用紙半分程度）
(2)代表的な業績のリスト（形式自由、A4用紙1枚程度）
・第二次審査用（コピー8部を郵送にて提出）
(1)業績説明書（形式自由）：図表等を含めA4版用紙2枚程度にまとめて下さい。
(2)業績リスト（形式自由）：主な論文、報文、総説、解説記事、著書10編以
内のリスト。
(3)他薦の場合は推薦書（ホームページからダウンロード）。
(4)業績説明書1頁とし、業績リスト、推薦書の順に応募書類の右上に頁数を記入
してください。応募書類一式のコピー8部を期限内に事務局へ提出して下さ
い。
(5)推薦書用紙は、錯体化学会のホームページからダウンロードしてください。
これが難しい場合、事務局へ請求して下さい。書式がほぼ同じであれば、本
会所定の用紙でなくてもかまいません。

3．提出書類作成上の注意
(1)なるべくワープロ印字として下さい。ワープロ印字の場合は、40字×40行程
度とし10～12ポイント程度の活字を使用して下さい。
(2)業績リスト：査読付き論文などについては、印刷中(in press)の論文は記載
できますが、投稿中の論文は記載できません。

4．審査
　審査は締め切り日から平成30年1月末頃にかけて行います。書類審査に加え、
平成29年12月中旬から平成30年1月末頃の間に推薦者からのヒアリングを行う場
合があります。ヒアリング日程については、選考委員会がお知らせいたします。
なお、推薦者が要するヒアリングのための旅費や受賞者の旅費等については、本
会は負担しません。

5. 受賞後の必須条件
受賞者は、当該年度に開催される錯体化学会討論会の要旨集に掲載される受賞講演
要旨を提出し、討論会で受賞講演を行うこととします。また、当該年度に発行さ
れる予定のBulletin of Japan Society of Coordination Chemistry(BJSCC)に受
賞対象研究に関する”Award Account”を寄稿して頂きます。

6．提出期限、送付先及び問い合わせ先
　提出締め切り：
　　第一次審査：平成29年11月10日(金)
　　第二次審査：平成29年12月8日(金)（必着）
　送付先及び問い合わせ先：
　〒444-8787　愛知県岡崎市明大寺町字東山5-1
　分子科学研究所　生命・錯体分子科学研究領域
　錯体化学会事務局　
　TEL:　0564-59-5581　　
　E-mail:　sakutai(at)ims.ac.jp 　

封筒に「錯体化学会国際奨励賞応募書類」と朱書してください。