日本学術振興会賞受賞候補者の推薦について
第22回(令和7(2025)年度)「日本学術振興会賞」受賞候補者の推薦について
錯体化学会会長 田中健太郎
日本学術振興会より下記の通り日本学術振興会賞受賞候補者の推薦についての依頼がございました。
錯体化学会では、日本学術振興会賞受賞候補者の推薦(自薦または他薦)を募集いたします。
ご希望の方は、錯体化学会事務局まで2月21日(金)までに下記の書類一式をご提出下さい。
※推薦数に限りがあるため、理事会にて厳正な審査を行い、被推薦者を決定いたします。
■受付期間
2025年2月21日(金)まで
■受付方法
錯体化学会事務局 ( sakutai[at]ims.ac.jp )に必要書類を添付(pdf)し、推薦ください。
■必要書類
1) 履歴書(形式自由)
2) 業績説明(形式自由 A4紙1枚程度)
3) 代表論文リスト(10報程度)
を作成し、メールで送信してください。
錯体化学会からの推薦の可否は2月28日(金)までにお知らせいたします。
被推薦者となられた方には、日本学術振興会の推薦書類を作成頂きます。
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日本学術振興会では、研究者養成事業の一環として、「日本学術振興会賞」を制定し、優れた
若手研究者を顕彰しています。本賞は、創造性に富み優れた研究能力を有する若手研究者を顕彰し、
その研究意欲を高め、研究の発展を支援することにより、我が国の学術研究の水準を世界のトップ
レベルにおいて発展させることを目的としています。
この度、下記の要領により、第22回(令和7(2025)年度)を実施することとなりましたので、
候補者のご推薦をお願いいたします。
記
1.対象者
国内外の学術誌等に公表された論文、著書、その他の研究業績により学術上特に優れ
た成果を上げたと認められる者のうち、令和7(2025)年4月1日現在以下の1)から3)
の条件を満たす者とします。
なお、日本学術振興会は、これからの社会における学術の発展には多様性、とりわけ女
性研究者の活躍が非常に重要であり、日本においてはこれが喫緊の課題であると考えて
います。一方、我が国の女性研究者の割合に比して、これまでにご推薦いただいた候補
者の女性割合は極めて低いというのが現状です。
各研究機関、学協会におかれては、各研究機関や学協会における女性研究者の割合も
念頭に、女性候補者の積極的な推薦をお願いいたします。
また、本賞では複数名の推薦も歓迎しておりますが、以上の理由により、複数の候補者
をご推薦いただく際は、女性候補者の推薦を必須とします。
1)次の a) 又は b)を満たすこと。
a) 日本国籍を有する者(海外在住の日本国籍を有する研究者を含む。)
b) 外国人であって我が国で5年以上研究者として大学等研究機関に所属してお
り、今後も継続して我が国で研究活動を予定している者
2)45歳未満であること(出産・育児による休業等に関する例外取扱いについては、
※を参照
3)博士の学位を取得していること(博士の学位を取得した者と同等以上の学術研
究能力を有する者を含む。)
※大学等研究機関の長が当該機関に雇用されている候補者を推薦する場合であって、人事記
録等により確認できる候補者の出産・育児による休業等(休暇、休職、離職を含む。)に伴う
研究活動の中断期間が通算3ヶ月以上であることを推薦者が認める場合は、47歳未満とし
ます。
2.選考基準
以下の基準により日本学術振興会賞受賞者を選考します。
1)創造性・独創性に富み、卓越した研究業績を上げていること(研究業績)
2)将来更なる研究の発展が見込まれ、世界をリードする研究者に成長すると期
待されること(将来性)
※ 過去の日本学術振興会賞受賞者の授賞対象となった研究テーマと今回の候補者の
研究テーマが密接に関連している場合は、候補者の独自性が明確であることが求めら
れます。
【URL】
日本学術振興会賞の推薦募集について
https://www.jsps.go.jp/jsps-prize/index.html